ツインリンクが国外、とくにヨーロッパにおける風評被害に悩まされています。
具体的にはスペインやポルトガル、イタリアなどの国では「栃木県も津波により甚大な被害を受け、また、福島県の隣りで放射能の避難区域となっている」というようなうわさが広がっているというのです。
二輪車の優秀なドライバーのほとんどは、これらの国々の選手で、こうした風評を真に受けて、来日を渋る選手が出てきているのです。
国でも心配をしてくれて、観光長官が正しい情報をあらためて送ったり、また、県でも大使館などを通じて、誤った情報の修正を求めるなどの動きをしてくれてはいるのですが、一度インプットされた情報を修正してゆくというのは容易ではないようです。
日光や那須についても、同様の風評被害により外国人観光客が激減し、いまだに戻ってこないと嘆いておりました。
ここは何としても、栃木県の観光を守るために、あらゆる団体が結束して、対処していかなければと思っています。
今年から栃木県東京事務所の本部長となられた、須藤前副知事さんは、「ツインリンクは栃木県の大切な観光資源である」といって、全職員を叱咤し、風評の排除に努力をしてくれています。
栃木県も茂木町もツインリンクもここが頑張りどきだと思っています。