町長の部屋7月25日号
いつまで続く放射線問題
私の所に7月19日に採取した茂木町の水道水の放射線測定結果報告書が上がってきている。もちろん前回と同じく、ヨウ素もセシウムも「検出されず」だ。まずは安心だが、しかし、と思う・・・。一体全体いつまでこのような事を続けるのだろうか。
つい最近、放射性セシウムを含んだ牛肉が流通しているという問題が持ち上がって、当初は、福島県内の汚染された稲わらを牛に与えた事が原因で、これらの肉は関東地方の一部に出回っているだけだという話だったのが、あれよあれよと言う間に、あっちの牛も、こっちの牛も危ないという事になり、結局46都道府県にセシウム汚染牛は流通しているのではないかという事になってきた。
一体私たちは、何を信じて何を頼りにしていけばよいのだろう。実際、これまでの国の対応を見ていると、あれも隠し、これも隠し、「後から出てきてごめんなさい」というものばかりで、極めつけは、「直ちに健康に被害はない」と云うよう意味不明な発表で手仕舞いにしようとしているのだから、あきれるばかりだ。国民の多くは、すでに怒りを通り越して、ただただ「あきれている」のだ。
「国」を信じられなくなった「国民」ほど、かわいそうなものはないだろう。
そういえば、事故発生直後、アメリカは福島原発から半径80キロ圏内の在日アメリカ人に避難命令を出したが、あの時、日本は「それはあまりにもオーバーな懸念だ」などと言っていて、私たちも日本の言っている事の方が正しいのだろうと思っていたが、今となってみれば、それは逆で「アメリカの言っている事の方が正解で、それがまた、世界の常識であった」のかもしれない、と最近思うようになってきた。
つい最近、放射性セシウムを含んだ牛肉が流通しているという問題が持ち上がって、当初は、福島県内の汚染された稲わらを牛に与えた事が原因で、これらの肉は関東地方の一部に出回っているだけだという話だったのが、あれよあれよと言う間に、あっちの牛も、こっちの牛も危ないという事になり、結局46都道府県にセシウム汚染牛は流通しているのではないかという事になってきた。
一体私たちは、何を信じて何を頼りにしていけばよいのだろう。実際、これまでの国の対応を見ていると、あれも隠し、これも隠し、「後から出てきてごめんなさい」というものばかりで、極めつけは、「直ちに健康に被害はない」と云うよう意味不明な発表で手仕舞いにしようとしているのだから、あきれるばかりだ。国民の多くは、すでに怒りを通り越して、ただただ「あきれている」のだ。
「国」を信じられなくなった「国民」ほど、かわいそうなものはないだろう。
そういえば、事故発生直後、アメリカは福島原発から半径80キロ圏内の在日アメリカ人に避難命令を出したが、あの時、日本は「それはあまりにもオーバーな懸念だ」などと言っていて、私たちも日本の言っている事の方が正しいのだろうと思っていたが、今となってみれば、それは逆で「アメリカの言っている事の方が正解で、それがまた、世界の常識であった」のかもしれない、と最近思うようになってきた。
参考リンク
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