町長の部屋10月19日号
元茂木町長 笹島保先生を悼む
元茂木町長笹島保先生がご逝去なされた。先生は昭和29年の合併後の第2代茂木町長で、昭和42年から61年までの4期16年の長きにわたり茂木町発展のために寄与された。日本全体が高度成長という大きなうねりに翻弄された時代に、「ひとづくり」を根底にした「まちおこし」という概念を早くから町政に取り入れ、将来のあるべき町の姿とはどういうものかということをしっかりと見定めてかじ取りをした偉大な指導者だったと思う。
公職を離れた後は全国報徳会の会長などを勤め、二宮金次郎先生の報徳思想の研究に専念し、自らの経験をもとに「報徳思想を取り入れたまちづくりや人としての生きる道」を月に一度発刊する「報徳茂木」などを通じ、わかりやすく説きながら報徳思想の普及に努められた。
個人的にも大変お世話になった。特に私が町長就任後は、折にふれ手紙や葉書をいただき、ご助言、ご指導をいただいた。それらは今でもノートに貼り付けたりファイル集に保存して、私自身が仕事に迷ったときの道しるべとしている。
笹島先生ご逝去の知らせを受け、「昭和」という時代がまたひとつ遠くなっていくような思いをしたが、その一方で、混迷する今の「平成」の世の中を省みるとき、そこから抜け出す答えは意外と、遠ざかる昭和という時代を、もう一度検証してみる」ことにあるのかもしれない。
笹島先生の天にありても安らかなることを祈ると共に、これからも茂木町を見守ってくださることを願っている。合掌。
公職を離れた後は全国報徳会の会長などを勤め、二宮金次郎先生の報徳思想の研究に専念し、自らの経験をもとに「報徳思想を取り入れたまちづくりや人としての生きる道」を月に一度発刊する「報徳茂木」などを通じ、わかりやすく説きながら報徳思想の普及に努められた。
個人的にも大変お世話になった。特に私が町長就任後は、折にふれ手紙や葉書をいただき、ご助言、ご指導をいただいた。それらは今でもノートに貼り付けたりファイル集に保存して、私自身が仕事に迷ったときの道しるべとしている。
笹島先生ご逝去の知らせを受け、「昭和」という時代がまたひとつ遠くなっていくような思いをしたが、その一方で、混迷する今の「平成」の世の中を省みるとき、そこから抜け出す答えは意外と、遠ざかる昭和という時代を、もう一度検証してみる」ことにあるのかもしれない。
笹島先生の天にありても安らかなることを祈ると共に、これからも茂木町を見守ってくださることを願っている。合掌。
笹島保先生のご冥福をお祈りします
参考リンク
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- TEL: 0285-63-5616
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