わが家のシャコバサボテンが満開です。１１月の中旬に、そろそろ寒くなるからと思い家の中に入れましたが、それからは、つぼみがどんどん膨らんでいって、あっという間に開花しました。
５鉢ありますので、妻が家のあちこちにおいて、楽しんでいます。
ただ、一人父だけは草花には全く関心がなく、せっかく置いた鉢を、邪魔だからと言って、端の方によけたりテーブルの下の方に置いたりして、家族のヒンシュクをかっております。あげくの果てには、「花なんかより、大根とか人参のように食えるものの方いい」などという始末です。
父の年代の小商人は、ただただ働くばかりで、草花を愛でたりして風流を楽しむなどということはなかったのでしょう。仕方がないと言えば仕方がないし、さびしいと言えば、さびしいものです。私も父に似ているところがあるので、気をつけなければと思っています。心に少しだけでも、余裕を持って日々を過ごすことが大切なのかもしれません。