町長の部屋12月21日号
第一回栃木県観光振興・復興県民会議
「第一回栃木県観光振興・復興県民会議」が開催された。震災後、放射能の風評被害が原因で低迷する「栃木の観光」を、何とか立ち直らせなければならないという知事の考えで創設された組織である。
観光産業はすそ野も広く、今後の栃木県の重要産業の一つと位置づけて知事も力を入れてきたところである。しかし、震災後、どんなに安全宣言を出しても、「安全ではあるかもしれないが安心ではない」などという、メンタル的な影響が大きく、なかなか立ち直れない。
今年の秋の入れ込み客は8割程度にとどまり、特に、小中学校の修学旅行は8000人ものキャンセルがあった。さらに、今年利用してくれた学校のほとんどが、来年については「検討中」と回答しているという。
茂木町にとっても他人ごとではない。茂木町の交流人口は年間200万人にものぼり、最近は、市貝町のシバザクラや益子町の益子焼とリンクして、さらなる発展を遂げようとしていた矢先だったからである。なんとか、来年は立ち直りのきっかけだけでもつかみたいものだ。知事が最後に「栃木県民の中にさえ、那須、塩原、日光に対して偏見を持って見る方がいる。こんな状況で、他県の方々に来てくださいなどと、とても言えない。まずは、県民の皆さんが心を一つにして安心安全な栃木県をPRしてもらいたい」と結んだが、まさしくその通りであると思う。
観光産業はすそ野も広く、今後の栃木県の重要産業の一つと位置づけて知事も力を入れてきたところである。しかし、震災後、どんなに安全宣言を出しても、「安全ではあるかもしれないが安心ではない」などという、メンタル的な影響が大きく、なかなか立ち直れない。
今年の秋の入れ込み客は8割程度にとどまり、特に、小中学校の修学旅行は8000人ものキャンセルがあった。さらに、今年利用してくれた学校のほとんどが、来年については「検討中」と回答しているという。
茂木町にとっても他人ごとではない。茂木町の交流人口は年間200万人にものぼり、最近は、市貝町のシバザクラや益子町の益子焼とリンクして、さらなる発展を遂げようとしていた矢先だったからである。なんとか、来年は立ち直りのきっかけだけでもつかみたいものだ。知事が最後に「栃木県民の中にさえ、那須、塩原、日光に対して偏見を持って見る方がいる。こんな状況で、他県の方々に来てくださいなどと、とても言えない。まずは、県民の皆さんが心を一つにして安心安全な栃木県をPRしてもらいたい」と結んだが、まさしくその通りであると思う。
ダウンロード 「栃木県観光振興・復興県民会議」から全国の皆様へ.pdf
参考リンク
お問合せ先
- 企画課 広報情報係
- TEL: 0285-63-5616
- FAX: 0285-63-0459