町長の部屋9月4日号
矢板市の遠藤市長さんが怒るのは当然だ
環境省が栃木県の放射性指定廃棄物の最終処分場の候補地として矢板市の国有林を提示した。これに対し、遠藤矢板市長さんが受け入れを拒否したという。当然だろう。私が市長でもそうしたと思う。
遠藤市長さんは、処分場を県内どこかにつくらなければならない事は十分理解しているはずだ。それなのにこのような事態になったのは、あまりにも国のやり方が強引で、稚拙すぎる事に怒っているのだろうと思う。
事前になんの話もなかった。朝、環境省の職員が、突然訪れ「副大臣が今日来るので待機してほしい」と言われたという。そして、副大臣が来たのはお昼前。会談はわずか15分。「候補地を矢板市に選定したのでよろしく」という事だった。こんなことで、これほどの大切な事を「ハイそうですか」などと言えるわけがなかろう。遠藤市長さんの心中を察するに余りある。私だったら「馬鹿にするのもいい加減にしろ」と怒鳴っていたであろう。
八ッ場ダムの時もそうであった。TPPの時もそうである。今の政権には、あまりにも配慮というものが無さ過ぎる。選挙で勝ったのだからと、言えば全て通るものと勘違いしていないか。「コンクリートから人へ」などと、いかにも国民の気持を大切にするようなスローガンを掲げはしたが、やっている事は真逆な事ばかりだ。
最終処分場はどこかにつくらなければならない事は、市町村の首長はみんな理解している。しかし、その進め方に対しては、もっと選定された地域住民の気持に立って考え、行動してもらいたいと思う。
遠藤市長さんは、処分場を県内どこかにつくらなければならない事は十分理解しているはずだ。それなのにこのような事態になったのは、あまりにも国のやり方が強引で、稚拙すぎる事に怒っているのだろうと思う。
事前になんの話もなかった。朝、環境省の職員が、突然訪れ「副大臣が今日来るので待機してほしい」と言われたという。そして、副大臣が来たのはお昼前。会談はわずか15分。「候補地を矢板市に選定したのでよろしく」という事だった。こんなことで、これほどの大切な事を「ハイそうですか」などと言えるわけがなかろう。遠藤市長さんの心中を察するに余りある。私だったら「馬鹿にするのもいい加減にしろ」と怒鳴っていたであろう。
八ッ場ダムの時もそうであった。TPPの時もそうである。今の政権には、あまりにも配慮というものが無さ過ぎる。選挙で勝ったのだからと、言えば全て通るものと勘違いしていないか。「コンクリートから人へ」などと、いかにも国民の気持を大切にするようなスローガンを掲げはしたが、やっている事は真逆な事ばかりだ。
最終処分場はどこかにつくらなければならない事は、市町村の首長はみんな理解している。しかし、その進め方に対しては、もっと選定された地域住民の気持に立って考え、行動してもらいたいと思う。
参考リンク
お問合せ先
- 企画課 広報情報係
- TEL: 0285-63-5616
- FAX: 0285-63-0459