消防団の操法競技会が開かれ、８つの部が消火技術を競い合った。見事優勝を勝ち得たのは逆川地区の第２分団第３部であった。この競技会を目標に、参加チームは４月から猛練習を重ねてきた。選手はもとより支え続けたすべての団員、そして家族をはじめとする関係者の皆さんに敬意を表したい。
消防団は火災発生ばかりでなく、さまざまな災害の折に現場の最前線で身をていして働く、わが国最大のボランティア集団である。
私は、若い役場職員にはできるだけ地域の消防団に属するように指示している。消防団というのは単に町民を守る組織というだけでなく、自らにとっても勉強になる集団だからだ。消防団に属することで、町民の皆さんとの固いきずなも生まれてくる。
消防団は、町の安全安心を守るためになくてはならない存在であり、また、若者を育てる場でもあるのだ。