町長の部屋 4月25日号
政府に規制改革推進会議という、何らの法的権限も有しないのに訳の分からないことを言ってくるおかしな組織がある。昨年、その会議が「道の駅を民間に直接認可できるようにしろ」と言ってきた。
現在、道の駅の認可は市町村に限られる。それは、当初の道の駅の設立目的が「道路情報の提供やドライバーの24時間休憩所」などの行政使用が主であったからである。その後、国、県、市町村の関係者の方々の並々ならぬ努力や創意工夫によって様々な機能が加えられ、今や、地域活性化の拠点として多くの皆さんに支持される、地域になくてはならないブランドとなったのである。
道の駅はこうした歴史的経過を踏まえて今に至るのであり、利益を目的とした民間企業に安易に委ねるべきものではない。
今回の同会議の発言に多くの関係者は戸惑いを隠せなかった。逆に、こんな提案をして現場を混乱に陥れるような規制改革推進会議こそ解散した方が良いという意見が出る始末だ。確かに会議の委員の中には、道の駅の専門家は一人もいらっしゃらない。ちなみに、民間の方がなさるものは「道の駅」ではなく「ドライブイン」と呼ばれるのである。
現在、道の駅の認可は市町村に限られる。それは、当初の道の駅の設立目的が「道路情報の提供やドライバーの24時間休憩所」などの行政使用が主であったからである。その後、国、県、市町村の関係者の方々の並々ならぬ努力や創意工夫によって様々な機能が加えられ、今や、地域活性化の拠点として多くの皆さんに支持される、地域になくてはならないブランドとなったのである。
道の駅はこうした歴史的経過を踏まえて今に至るのであり、利益を目的とした民間企業に安易に委ねるべきものではない。
今回の同会議の発言に多くの関係者は戸惑いを隠せなかった。逆に、こんな提案をして現場を混乱に陥れるような規制改革推進会議こそ解散した方が良いという意見が出る始末だ。確かに会議の委員の中には、道の駅の専門家は一人もいらっしゃらない。ちなみに、民間の方がなさるものは「道の駅」ではなく「ドライブイン」と呼ばれるのである。
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