町長の部屋 5月10日号
先日、この「町長の部屋」で北朝鮮のミサイル発射実験に対する東京メトロやJRの対応について是とする考えを示させていただいたが、お一人の方から「そうした行為が逆に北朝鮮を挑発することになる。あくまで対話の外交を進めるべきで、いたずらに国民をあおり立てる言動・行為は厳に慎むべきだ」というご意見を頂いた。私としての考えは次の通りだ。「もちろん、対話の外交を基本に進めていくことに異論はない。しかし、拉致問題の解決にも協力しない、また、これまでも国際合意を反故にして核開発を続けてきた国に、果たして対話の外交だけでうまくいくのか。今、目の前に危機があることは事実であり、「万が一」を直視し、その危機から国民、国を守り抜くのが政治家の役割であり、また、国民も自ら意識を高めるようにすることが大切なのではないか」そう思うのだ。その意味からいえば、今回の東京メトロやJRの措置は、国民自ら自衛の意識を高め方策を模索していくという意味においては、意味あることだと思っているのだ。
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