町長の部屋 7月13日号
日欧経済連携協定(EPA)が大枠で合意した。発効までには2年ほどかかるとみられているが、日本とヨーロッパの貿易の関税撤廃が大きく進むことになる。
農産物の重要品目としては、輸入品としてチーズ、豚肉、ワイン、パスタなど、輸出品としては緑茶、日本酒などが挙げられている。日本の得意分野の自動車や電化製品などの工業製品を売り込む引き換えに、農産品の輸入枠の拡大を認めざるを得ないのだろう。
しかし、「農は国の基本」の言葉があるように、この協定が日本の農業を衰退させ、食料安全保障に暗い影を落とすことはないのだろうか。大いに心配している。国においては早い段階で協定発効による影響の検証を行い、必要に応じた国内対策を考えてもらいたい。
農産物の重要品目としては、輸入品としてチーズ、豚肉、ワイン、パスタなど、輸出品としては緑茶、日本酒などが挙げられている。日本の得意分野の自動車や電化製品などの工業製品を売り込む引き換えに、農産品の輸入枠の拡大を認めざるを得ないのだろう。
しかし、「農は国の基本」の言葉があるように、この協定が日本の農業を衰退させ、食料安全保障に暗い影を落とすことはないのだろうか。大いに心配している。国においては早い段階で協定発効による影響の検証を行い、必要に応じた国内対策を考えてもらいたい。
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