来年度の予算について、茂木町商工会から要望を受けた。商工業者を取り巻く状況は深刻だ。特に小売業者は大変で、今のような状況が続くとなれば、近い将来、一つの町村に一つのスーパーとコンビニだけになってしまうのではないかと危惧している。それでよいのか。地域に小売業者がなくなるということは、そこで暮らす人々の利便性を大きく損なうことになり、消費者自身にも跳ね返ってくることなのだ。何とかみんなで小売店を残す方策を考えなければならない。
　今回、商工会からは「プレミアム商品券」「うまいもの市」「中小企業向け融資制度」「運営費補助」などの項目の要望を受けた。行政として、できる限りのことはしてあげなければと思っている。