町長の部屋 8月9日号
過日の新聞報道で「国の自然再生推進法基本方針の見直しを検討する専門会議の中で、西日本豪雨の際に里山や山林が適切に管理されていないことが土砂災害を招く一因になったとの指摘があった」との記事があった。
「何を今更」という気持ちだ。そんなことはわれわれ農山村に暮らす者はもう何年も前から言っていることで、かといって過疎化や人口減少が進む自治体単独ではとても対応できないので何とか国でも考えていただきたいと、これまで何度も訴えてきたはずだ。
更にこの会議の中で、「地域防災の最前線にいる自治体には、生態系が果たす防災減災の役割を認識してもらう必要がある」という発言もあったと聞くが、冗談を言ってはいけない。そんなことは地方の自治体、特に山間部、中山間地域の自治体の皆さんはとっくによくよく理解している。分かっていないのはどちらさまなのか。逆に問いたいくらいだ。いや、これまで分かっていなかったのならまだ良い。分かっていても何も手を打たなかったというのが真実であったとしたら、それは怠慢以外の何物でもなく、厳しく責任を問われることになるだろう。
「何を今更」という気持ちだ。そんなことはわれわれ農山村に暮らす者はもう何年も前から言っていることで、かといって過疎化や人口減少が進む自治体単独ではとても対応できないので何とか国でも考えていただきたいと、これまで何度も訴えてきたはずだ。
更にこの会議の中で、「地域防災の最前線にいる自治体には、生態系が果たす防災減災の役割を認識してもらう必要がある」という発言もあったと聞くが、冗談を言ってはいけない。そんなことは地方の自治体、特に山間部、中山間地域の自治体の皆さんはとっくによくよく理解している。分かっていないのはどちらさまなのか。逆に問いたいくらいだ。いや、これまで分かっていなかったのならまだ良い。分かっていても何も手を打たなかったというのが真実であったとしたら、それは怠慢以外の何物でもなく、厳しく責任を問われることになるだろう。
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