町長の部屋 8月24日号
「コンパクトシティー」という概念がある。将来、人口減により税収が減ることを考えて、今のうちから住宅や商業・公共施設を中心部に誘導し、生活拠点の拡散を防ぎ、できるだけ市町村の財政負担を減らしていこうという考えである。確かに、都市密度を高めれば1人当たりの行政費用を削減できることになる。この政策を国が推し進めようとするのもわからないでもない。
しかし、現場から言えば本当にそれでよいのかとも思う。茂木町には1人暮らしのお年寄り世帯が500戸以上あるが、山間部に住むじいちゃんやばあちゃんと話をすると、皆が同様に「死ぬまでここで暮らしていたい」という。
「コンパクトな街づくり」も必要だろう。その一方で、日本人なら国内の住みたいと思う所に自由に住めて、都市に住む人々と同じような最低限の住民サービスが受けられるようにしてやることも、政治・行政の果たすべき大切な役割だとも思うのだが……。
しかし、現場から言えば本当にそれでよいのかとも思う。茂木町には1人暮らしのお年寄り世帯が500戸以上あるが、山間部に住むじいちゃんやばあちゃんと話をすると、皆が同様に「死ぬまでここで暮らしていたい」という。
「コンパクトな街づくり」も必要だろう。その一方で、日本人なら国内の住みたいと思う所に自由に住めて、都市に住む人々と同じような最低限の住民サービスが受けられるようにしてやることも、政治・行政の果たすべき大切な役割だとも思うのだが……。
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