町長の部屋 9月5日号
私はいつも「都市と地方が互いにその価値を認め合い補完し合ってこそ、地方創生が実現する」と言っている。しかし、現実は厳しい。特に思うのは税収の偏在だ。人口のみではなく、税もまた東京に一極集中している。法人の多くが東京に本拠地を置くからだ。
都市には都市の価値があり、地方には地方の価値があるとするならば、企業や工場などと同じような価値を山や川や田や畑にも認めるべきだ。ただし、経済的生産性を上げるのが難しい山や川に法人と同様の税を掛けることは難しい。とすれば、水や空気など人の命の源となる「自然」のために都市の法人税の一部を配分してゆくことを考えても良いのではないか。今の地方交付税制度だけでは、地方創生の実現はおぼつかない。
都市には都市の価値があり、地方には地方の価値があるとするならば、企業や工場などと同じような価値を山や川や田や畑にも認めるべきだ。ただし、経済的生産性を上げるのが難しい山や川に法人と同様の税を掛けることは難しい。とすれば、水や空気など人の命の源となる「自然」のために都市の法人税の一部を配分してゆくことを考えても良いのではないか。今の地方交付税制度だけでは、地方創生の実現はおぼつかない。
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