全国図書館大会東京大会に出席し、「第３４回日本図書館協会建築賞」を頂いてまいりました。今年は、茂木町の「ふみの森もてぎ」と、長野県「市立小諸図書館」が同時受賞となりました。
　ところで、本大会は全国から図書館関係の皆さんが集まり、2日間にわたり勉強会や情報交換会をするという大変中身の濃い大会であることが分かりました。特に4人のパネラーによる「市民と共に成長する図書館」を題材としたディスカッションは大変興味深く聞かせていただきました。
　最後のまとめでコーディネーターの筑波大学植松先生がおっしゃった、「これからの図書館は単に本を貸し出すというだけでなく、資料館であったりギャラリーであったり物販の場であったりという複合的な機能を兼ね備えた場となってゆくことが大切である」という言葉を聞いて、まさに「ふみの森もてぎ」そのものだなと思いました。
　来年は三重県での開催となるようですが、できれば関係部局の職員を派遣して勉強させたいと思っています。