町長の部屋 11月9日号
北九州市で砂防ダムに2頭のイノシシが迷い込み、逃げ出せずにいるという事件が起きた。当初、市役所はそのままに放置しておくつもりだったらしい。少なくとも助けるという選択肢は無かったようだ。ところが、このニュースが全国に流れると、市役所に「可哀想だから助けてあげて」という声が殺到した。こうした声に押された市役所は、結局、砂防ダムから2頭のイノシシを助け出し再び山に返してしまった。
本当にそれで良かったのだろうか。「助けてあげて」という声は地元の人々からのものであったのだろうか。外部からのものであったとしたら、その人たちはイノシシやシカやサルなどの獣害に苦しむ農山村の実態を把握している人たちだったのだろうか。
安易に市役所の方々を責める訳にはいかないが、何とも後味の悪い事件の結末であった。
本当にそれで良かったのだろうか。「助けてあげて」という声は地元の人々からのものであったのだろうか。外部からのものであったとしたら、その人たちはイノシシやシカやサルなどの獣害に苦しむ農山村の実態を把握している人たちだったのだろうか。
安易に市役所の方々を責める訳にはいかないが、何とも後味の悪い事件の結末であった。
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