町長の部屋 1月11日号
衝撃が走った。プロ野球読売巨人軍がFAで獲得した丸外野手の人的補償として、広島カープに長野久義外野手が移籍することが決まったのだ。長野選手は2度の他球団からのドラフト指名を拒否し、2010年、見事ドラフト一位で巨人軍入りを果たした巨人愛の強い選手だ。入団後は、新人王、首位打者、最多安打などのタイトルを獲得し、また3年連続ゴールデングラブ賞にも選ばれチームに多大な貢献をした。近年は、成績自体は下降気味だったが、他の選手の精神的支柱としてチームをまとめる貴重な存在となっていた。巨人軍は今シーズン、永年にわたってチームを支え続けてきたもう一人の功労者、内海哲也投手をやはりFAの人的補償で他球団に移籍させている。私としては非常に複雑な思いだ。これほどまでに情を排したチーム編成をしなければならないのか。それほど巨人軍は追い詰められているということだろうか。救いは二人とも、巨人軍に感謝の言葉を残して新しい球団への移籍を了としてくれたことだ。
その一方で、「まさか長野選手を指名してくるとは思わなかった。誤算だった。ショック」などと、わけのわからない言葉を発した巨人軍球団副代表のあまりの浅はかさ、無責任さには、あきれてものも言えない。
その一方で、「まさか長野選手を指名してくるとは思わなかった。誤算だった。ショック」などと、わけのわからない言葉を発した巨人軍球団副代表のあまりの浅はかさ、無責任さには、あきれてものも言えない。
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