町長の部屋 4月9日号
新元号「令和」を心より歓迎し、次の御代が平和で幸せな時代であることを願っています。
今回の件で驚いた(びっくり仰天した)ことがあります。それは、新元号「令和」の考案者が万葉集研究の大家、中西進先生ではないかという報道です。実は、私自身が若い頃に中西先生の現代文の講義を受けたことがあるのですが、その講義は受講生を飽きさせない中身の濃いユーモアに富んだ内容で、私は、お人柄も含めて一度で先生の大ファンとなってしまいました。特に「立原道造」の講義には感動すら覚えたものでした。恥ずかしながら先生のご専門が万葉集研究であることを知ったのは、何年か後のNHKテレビ教養講座「万葉集」を家で聴講してからだでしたが、その講義も誠に素晴らしいもので、一緒に聞いていた母までが先生の大ファンとなってしまうほどでした。
中西先生が、今回、ご自身の著書を扱う出版社に対し「万葉集は令(うるわしく)平和に生きる日本人の原点です」というコメントを送っていたことが明らかになりましたが、新元号に対し、「令は命令を連想させ、違和感を覚える」などというコメントを発表した政治家に対し、困ったものだと思いながらも優しく包み込むようにほほ笑む中西先生のお顔が目に浮かぶようです。
今回の件で驚いた(びっくり仰天した)ことがあります。それは、新元号「令和」の考案者が万葉集研究の大家、中西進先生ではないかという報道です。実は、私自身が若い頃に中西先生の現代文の講義を受けたことがあるのですが、その講義は受講生を飽きさせない中身の濃いユーモアに富んだ内容で、私は、お人柄も含めて一度で先生の大ファンとなってしまいました。特に「立原道造」の講義には感動すら覚えたものでした。恥ずかしながら先生のご専門が万葉集研究であることを知ったのは、何年か後のNHKテレビ教養講座「万葉集」を家で聴講してからだでしたが、その講義も誠に素晴らしいもので、一緒に聞いていた母までが先生の大ファンとなってしまうほどでした。
中西先生が、今回、ご自身の著書を扱う出版社に対し「万葉集は令(うるわしく)平和に生きる日本人の原点です」というコメントを送っていたことが明らかになりましたが、新元号に対し、「令は命令を連想させ、違和感を覚える」などというコメントを発表した政治家に対し、困ったものだと思いながらも優しく包み込むようにほほ笑む中西先生のお顔が目に浮かぶようです。
参考リンク
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