町長の日記 8月6日号
京都アニメーションの放火殺人事件で、京都府警は、事件後、遺族に対しての取材可否を報道各社に伝えるとともに、取材の際の条件も申し入れた。会社から実名発表について「公益上の必要性は特になく、逆にプライバシーが侵害され遺族が甚大な被害を受ける恐れがあり、取材を差し控えるようにしてほしい」という強い要望に府警が応えたものだ。
今回の事件で、府警は100人体制で被害者・遺族に対応し、その希望を最大限取り入れた上で取材対応に当たったと聞く。これに対し、専門家の中には「公権力の介入だ」と批判する声もあるようだが、私は今回の府警の対応に賛辞を送りたい。今後もこうあってほしいと思う。「知る権利」という言葉が良く使われるが、公益的な必要性が無いのであれば「個人の知られたくない権利」というものも認めてしかるべきだからだ。
今回の京都府警の対応についてNHKは、「今回のような事件の場合でも、被害者の実名は公表されるべきであると考えます。ただし、遺族の方の思いに十分配慮をして取材と報道に当たります」とコメントしていたが、私はこれを聞いて、「遺族に十分に配慮する」とは「報道しないでほしいと言う人に対しては、その意思を尊重して報道しないこと」ではないかと思ったのだが、違うのだろうか。
今回の事件で、府警は100人体制で被害者・遺族に対応し、その希望を最大限取り入れた上で取材対応に当たったと聞く。これに対し、専門家の中には「公権力の介入だ」と批判する声もあるようだが、私は今回の府警の対応に賛辞を送りたい。今後もこうあってほしいと思う。「知る権利」という言葉が良く使われるが、公益的な必要性が無いのであれば「個人の知られたくない権利」というものも認めてしかるべきだからだ。
今回の京都府警の対応についてNHKは、「今回のような事件の場合でも、被害者の実名は公表されるべきであると考えます。ただし、遺族の方の思いに十分配慮をして取材と報道に当たります」とコメントしていたが、私はこれを聞いて、「遺族に十分に配慮する」とは「報道しないでほしいと言う人に対しては、その意思を尊重して報道しないこと」ではないかと思ったのだが、違うのだろうか。
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