町長の日記 11月7日号
農水省の「食料・農業・農村基本計画」についてだが、私は、「食料」と「農業」は関連付けて議論してゆくべきだろうが、「農業」と「農村」を関連付けてゆくのは少し無理があると思う。もっと分りやすく言えば、「農業を振興させて農村を活性化させる」というフレーズはこれからの時代では絵空事だということだ。
「農業を振興させて食料自給率を上げて日本の安全保障も進めてゆく」という政策は大いにやってゆくべきだ。しかし、その為には各農家の耕地面積を増やし、機械化・大型化をはかるか、あるいは多額の投資をして次世代型農業を導入し、科学的・効率的農業を推し進めてゆく必要がある。これらの政策は農家の所得の向上を図るもので、そのための計画作りは必要だ。しかし、農家の所得が向上したからといって、そのことで農村の活性化に繋がってゆくかということには、疑問符が付く。それが、今の農村の現状なのだ。
国も県も市町村も、行政も政治も、これまでの図式で長年やってきて結果が出ないということは、結局その計画は誤りであったということではないのか。「食料・農業・農村基本計画」から農村の文字をはずし、農村の振興については別途に計画すべきと思っているのだが、如何だろうか。
「農業を振興させて食料自給率を上げて日本の安全保障も進めてゆく」という政策は大いにやってゆくべきだ。しかし、その為には各農家の耕地面積を増やし、機械化・大型化をはかるか、あるいは多額の投資をして次世代型農業を導入し、科学的・効率的農業を推し進めてゆく必要がある。これらの政策は農家の所得の向上を図るもので、そのための計画作りは必要だ。しかし、農家の所得が向上したからといって、そのことで農村の活性化に繋がってゆくかということには、疑問符が付く。それが、今の農村の現状なのだ。
国も県も市町村も、行政も政治も、これまでの図式で長年やってきて結果が出ないということは、結局その計画は誤りであったということではないのか。「食料・農業・農村基本計画」から農村の文字をはずし、農村の振興については別途に計画すべきと思っているのだが、如何だろうか。
参考リンク
お問合せ先
- 企画課 広報情報係
- TEL: 0285-63-5616
- FAX: 0285-63-0459