町長の日記 11月26日号
2020年度に始まる大学入学共通テストでの英語民間試験の活用が見送りになった。良かったと思う。試験開始まで半年を切っているのにもかかわらず、会場も日程も詳細も決まらないこのテストに対し、多くの関係者から疑問の声が、そして受験生の間からも不満の声が上がっていたからだ。結果的には、文部科学大臣の失言が功を奏するという、皮肉な結果にはなってしまったが・・・。
今回の英語入試の変更はグローバル化の時代に対応するものとして数年前から検討されてきたものではあるが、裏を返せば、試験運営を民間に任せることにより国の財政負担を抑えようとしたものであることは明白だ。受験生にとっては人生を左右するかもしれない一大事なのに、国のくだらない思惑で混乱の渦に巻き込まれてしまうようなことになって迷惑千万だっただろう。
私は、単に試験をどうするかではなく、まずは今のグローバル化に対応できないような「学校での英語教育を変える」ことが先で、その延長上に「入試制度の変更」があるとするのが正しいと思う。いずれにしろ、いたずらに入試制度を弄り回し、受験生を惑わせたり不安にさせたりすることだけはやめてほしい。
今回の英語入試の変更はグローバル化の時代に対応するものとして数年前から検討されてきたものではあるが、裏を返せば、試験運営を民間に任せることにより国の財政負担を抑えようとしたものであることは明白だ。受験生にとっては人生を左右するかもしれない一大事なのに、国のくだらない思惑で混乱の渦に巻き込まれてしまうようなことになって迷惑千万だっただろう。
私は、単に試験をどうするかではなく、まずは今のグローバル化に対応できないような「学校での英語教育を変える」ことが先で、その延長上に「入試制度の変更」があるとするのが正しいと思う。いずれにしろ、いたずらに入試制度を弄り回し、受験生を惑わせたり不安にさせたりすることだけはやめてほしい。
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