町長の日記 11月27日号
昨日は大学入試の「英語試験の変更」について書いたが、今度は学習指導要綱の大改編で、高校の国語教育の中で、夏目漱石の「こころ」や森鴎外の「舞姫」、中島敦の「山月記」、高村光太郎の「知恵子抄」などを学ぶ機会がなくなる懸念があることが判明した。これまでの「現代文」「古典」「国語表現」の科目群が「倫理国語」「文学国語」「国語表現」「古典探求」のそれぞれ4単位からの選択に変わることで、選択の仕方によっては近現代の小説、詩歌、評論を教材とした科目に接する機会がなくなるというのだ。
思春期真只中の高校生にとって、漱石や鴎外、芥川や太宰などの文豪の作品に触れる機会はとても貴重なものだと思う。そのチャンスを奪うような改定をして本当に良いのだろうか。今の若者は我々のときよりも読書から遠ざかっているといわれている。だからこそ、せめて学校の教科書で全生徒が日本の文豪といわれる作家の作品に触れる機会を残しておくべきだと思うのだ。
思春期真只中の高校生にとって、漱石や鴎外、芥川や太宰などの文豪の作品に触れる機会はとても貴重なものだと思う。そのチャンスを奪うような改定をして本当に良いのだろうか。今の若者は我々のときよりも読書から遠ざかっているといわれている。だからこそ、せめて学校の教科書で全生徒が日本の文豪といわれる作家の作品に触れる機会を残しておくべきだと思うのだ。
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