町長の日記 4月10日号
全国知事会会長の村井宮城県知事が国民スポーツ大会について、「廃止も一つの考え方だ」と発言したことで波紋が広がっている。私は「廃止すべき」と考えている。理由は「あまりにも地方自治体の人的・財政的負担が多い」ことだ。コロナ禍で中止となった三重国体についても、「一年延期となっては市町村が負担に耐え切れないから」との理由であったし、2022年の「いちご一会とちぎ国体」も成功裏に終わったとはいえ、市町村に対しての支援が充分であったとは思えない。「財政的な問題だけで」と言う方もおられるだろうが、財政問題はもっとも重要な論点である。財政なくして大会の開催は望めない。
私は、高校野球の聖地として甲子園があるように、競技ごとに引き受けられるスポーツ施設や宿泊施設が整っている都市が聖地となって実施すればよいと思っている。国体が無くなったからといって、日本のスポーツ水準が低下するともスポーツの振興が妨げられるとも考えない。今回の村井知事の発言は勇気ある問題提起であると考える。ぜひ、しかるべき組織を立ち上げて白紙の状態で議論してほしい。
私は、高校野球の聖地として甲子園があるように、競技ごとに引き受けられるスポーツ施設や宿泊施設が整っている都市が聖地となって実施すればよいと思っている。国体が無くなったからといって、日本のスポーツ水準が低下するともスポーツの振興が妨げられるとも考えない。今回の村井知事の発言は勇気ある問題提起であると考える。ぜひ、しかるべき組織を立ち上げて白紙の状態で議論してほしい。
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