５月の連休中に、茂木中学校時代の同級会を行いました。
約４０人の出席があり、旧交を温めました。その中の何人かから、
「町長の部屋、読んでるぞ。でも、もっとマメに更新してくれ。
１か月に２～３回というのは少なすぎる」
という声を頂きました。なるほどそうかもしれません。
ということで、今月からは、できるだけマメに書いていきたいと思います。

５月８日、「命の貯蓄体操・寝たきり予防、・介護予防及び認知症防止
健康フェスタ」が町民体育館で開催され、県内外から、約４００名の
参加者がありました。

私がこの体操を知ったのは、８年前。
たまたま訪ねた公民館で、この体操の教室に出合いました。
町長になったばかりの私は何をしているのかわからななかったので、
これは何か尋ねると、お年寄りのみなさんが、
「この体操のおかげで、ひざ痛が直りました」
「便秘が治りました」
「体が丈夫になったんです」
などと、口々にその効果を教えてくれたのです。

居合わせた保健師に聞くと、
「本当に効果のある体操なので、これからは、町民の中から指導者を
育成して普及をしたいと思っています」
と言いました。私は、即座にこれだと思いました。
というのは、当時私は、単に長生きするだけでなく、丈夫で長生きをしなければ
だめだ。いわゆる「健康長寿」ということが大事なのだと思っていましたが、
それに対し、町の具体的な施策として何か出来ないかと考えていたからです。

早速、翌年から、指導者講習のための助成金を設け、体操の普及に努めました。
その結果、保健師や民間の指導者の皆さんのがんばりもあって、今では指導者
１７名で町内２５道場、参加者３００名を数えるまでになり、町民の
健康づくりに大いに貢献してくれています。

これからもさらに普及に力を入れ、「健康長寿のまちづくり」を進めていきたいと
思っています。合言葉は「百までピンピン、寝るのは２週間」です。