今年も、６月３０日に八雲神社で「輪くぐり」が行われました。
神社の参道の茅（かや）で作られた輪をくぐり、暑い夏を乗り切れる
ようにお祈りをするのです。
そして、その輪から茅を引き抜き（今は賽銭箱の横に置いてある）家に
持ち帰り頭に巻くと「頭が良くなる」とか「頭痛が無くなる」と言われて
います。
実は、私も今まで頭に巻いたりお風呂に入れたりしていました。
しかし、八雲神社の宮司さんに聞いたところ、この茅は持ち帰ったら手で
輪っかを作り、それを玄関先に下げることで、厄が家の中に入らないように
願いをこめるものだそうです。

この日に合わせ、六斉公園では商工会による「あさがお、ほおずき市」が
開催されました。
昨日は朝から強い雨が降り、どうなる事かと心配していましたが、やはり
神様がついているのか、夕方になると雨はピタリとやんで青空も見えるほどの
良い日となりました。

夕暮れ時になると八雲神社も六斉公園も多くの人で賑わい、一時は、人の
往来もままならないほどでした。

私も家内と二人連れ立って出かけ、お参りした後に、朝顔とほおずきを一鉢
ずつ買い求め、さらに、菓子組合の手づくり和菓子、お祭りを考える会の
今年のお祭りＴシャツを買ってきました。
「輪くぐり」が済むと、いよいよ夏本番。そして、茂木町の夏の最大イヴェント
「祇園祭」がやってきます。
大人になった今でも、「祇園」と聞くと何となくわくわくしてきて子どもの頃に
戻ったような気持ちになります。