ゴルフをプレーするが楽しいのは勿論だが、ゴルフ談議もまた楽しい。
あのゴルフ場は支配人が良いとか、あそこのゴルフ場の何番ホールは
噂にたがわず難ホールだとか、北海道のゴルフ場の芝はどうだとか、
キャディーさんが親切だとか、果ては、あの人はアドレスしてから
打つまでが長すぎるとか、オーガスタからセントアンドリュースまで
ゴルフ談議はいつまでも尽きない。

また、何とかもっとうまくなりたいという願望はみんな持っていて、
個人でもそれぞれに隠れたところで秘密のトレーニングを重ね努力を
しているようである。
しかし、そうは簡単にいかないのがゴルフである。
最後は、自分の力量はさておいて、「やっぱり道具だ。良いスコアを
出すためには良いクラブが必要なのだ」ということになる。

藍ちゃんのブリヂストン、ウッズのナイキ、遼君のヨネックス、
ゼクシオのダンロップ、地味にプロギア。そして最近は前町長さんの
ヤマハのインプレスなどなど、まさに百花繚乱、選ぶのに困るような
状態だが、私の経験上、ドライバーやアイアンを新調すると一気に
上達し、ものすごいスコアが出そうな気はするのだが、それは全くの
幻想で、結局は、若干、飛距離に伸びは出るもののスコアーはさほど
伸びないということに気づくのに、そう時間はかからない。

それでも、ショップで気にかかっている道具を手にとり、ちょっと
試打をし、店の係の人の売らんが為のお世辞を聞きながら、道具の
うんちくを語るのは本当に楽しい。

ゴルフは、老若男女、年齢に関係なく、また、個人の責任でだれでも
楽しめるとても素晴らしいスポーツだ。また、奥も深い。
私は、生涯を通して、ゴルフと付き合っていきたいと思っている。