今日は、逆川、中川地区の敬老会でした。
菊池警察署長さんのお話は、なるほどと思いましたのでここで
ご紹介します。

警察署長さんですから、もちろん交通安全の呼びかけをしました。
お年寄りの交通事故は、意外にも自宅近辺で、夕暮れ時に多い
ことを知らされました。対策としては、慣れた道だからといって
油断しないこと。そして、信号機くらい派手な服装をすることを
挙げていました。

もうひとつは、「オレオレ詐欺」についてです。
最近は「警察官」や「銀行員」になりすました電話での詐欺が多い
ということでした。おかしいと思ったらすぐに警察や役場にご相談
くださいと言っておりました。

そして最後に、これが一番感動したのですが、
「ぜひ、小学生や中学生の子どもたちに昔の話を聞かせてあげて
ください。皆さんの体験談は、必ず子どもたちの心の成長を促し、
青少年の健全育成につながります」
という言葉でした。

なるほどと思いました。お年寄りの皆さんに昔語りをしてもらう。
少し大げさに言えば、明治、大正、昭和の近代日本の激動の自分史
を次の世代の子どもたちに語ってもらう。このことこそ、お年寄り
の皆さんに課せられている大切な役割なのかもしれません。

町はそのために、積極的に場づくりをし、機会をつくる必要が
あるのだと思います。
良いお話を聞いたなと壇上で思っていました。