町長の部屋12月16日号
八ツ場ダムに行ってきました
関東町村会のメンバーで、今騒がれている群馬県八ッ場ダムの視察に行ってきました。群馬県の町村会長さんからも、ぜひ、見てほしいという言葉を頂きました。
八ッ場ダムは群馬県長野原町にあり、利根川の洪水調整、水道用水の供給(群馬、埼玉、東京、千葉、茨城)などを主な目的として昭和27年より計画に入り、紆余曲折を経て、平成17年、地元との協定が整い事業に着手、今日に至るものであります。
用地取得は85%、家屋の移転は82%、付け替え鉄道は88%、付け替え国道、県道は84%が完成しており、あとは、ダム本体の工事を残すのみというような状態でありました。
特に、保育園、小学校、中学校は新しく改築され、すでに子どもたちが元気に通っておりました。
また、ダムサイトについては、渓谷美を残すために、できるだけ配慮をし、当初計画よりも上部に移動したということでありました。
テレビでよく放映されていた付け替え橋もありました。連結していないために、まるで十字架のようにそびえ立って見えた橋も今は完成し、地元の皆さんからの公募で「不動橋」と名付けられたそうです(すぐそばに滝があり、不動の滝と呼ばれていることに由来する)。
そうした中で現在は、政府が新たな基準に沿った検証をするとのことで、本体の工事はストップしているということでした。
結果はどうなるかはわかりませんが、長い苦難の歴史を経て、公共のためにとお墓の移転にまで同意した地域の住民を泣かせるようなことだけはして欲しくないと思いました。
八ッ場ダムは群馬県長野原町にあり、利根川の洪水調整、水道用水の供給(群馬、埼玉、東京、千葉、茨城)などを主な目的として昭和27年より計画に入り、紆余曲折を経て、平成17年、地元との協定が整い事業に着手、今日に至るものであります。
用地取得は85%、家屋の移転は82%、付け替え鉄道は88%、付け替え国道、県道は84%が完成しており、あとは、ダム本体の工事を残すのみというような状態でありました。
特に、保育園、小学校、中学校は新しく改築され、すでに子どもたちが元気に通っておりました。
また、ダムサイトについては、渓谷美を残すために、できるだけ配慮をし、当初計画よりも上部に移動したということでありました。
テレビでよく放映されていた付け替え橋もありました。連結していないために、まるで十字架のようにそびえ立って見えた橋も今は完成し、地元の皆さんからの公募で「不動橋」と名付けられたそうです(すぐそばに滝があり、不動の滝と呼ばれていることに由来する)。
そうした中で現在は、政府が新たな基準に沿った検証をするとのことで、本体の工事はストップしているということでした。
結果はどうなるかはわかりませんが、長い苦難の歴史を経て、公共のためにとお墓の移転にまで同意した地域の住民を泣かせるようなことだけはして欲しくないと思いました。

これが「不動橋」です

新しい移転先の造成完了

関東町村長会の皆さん
参考リンク
お問合せ先
- 企画課 広報情報係
- TEL: 0285-63-5616
- FAX: 0285-63-0459