逆川中学校の大塚校長先生から「立志式の後に講演をお願いします」という依頼を受け、２月４日に逆川中へ出向いてきました。

私はてっきり、授業のように教室で話をするのかと思っていました。
しかし、行ってみると、体育館で全校生徒と２年生の保護者がおられ、「ここでお話を」と言われて、最初は少しどぎまぎしてしまいました。それでも何とか一時間、「私の中学時代」という演題で話をさせていただきました。

今回、講演の原稿を書くにあたり、まずは押入れの中から中学校時代の教科書や日記や手帳や記念品などが入っている古いダンボールを見つけ出して、それらの資料を基に記憶を呼び起こし何とか書き上げました。
私の中学校時代は、ただただ、部活のバスケットボールオンリーのような中学校生活でしたので、何ほどのことはありませんが、とりあえず部活動のことを中心にいろいろとお話をさせていただきました。

今、こうして当時の自分を振り返ってみると、「夢中になれるものに出合えたこと」、「良き師、良き友に巡り会えたこと」これだけでも本当に輝いていた幸せな日々であったと思っています。そうした経験を基に、中学生の諸君には「人生における全ての出会いに感謝をしなさい」という意味の「邂逅の念」という言葉を贈りました。

つたない話であり、中学生諸君にどれだけ想いが伝わったかは疑問ですが、大切な中学校時代を勉強に部活に、日々全力を傾けて走り抜けていって欲しい、そう願っています。

逆川中学校の生徒諸君、呼んでくれてありがとう。講演を真剣に聴いてくれてありがとう。それじゃあ、またね。