町長の部屋2月17日号
雪の下のブロッコリー
鳥取県で露地栽培のブロッコリーの上に大雪が降り積もり、一時は甚大な被害になってしまったと関係者はみな頭を抱えたという。
ところがこのブロッコリー、雪の下で何とか生き延びようと自己防衛本能が働き、養分をしっかりとため込んだおかげで、糖度9度以上という大変甘いブロッコリーに成長し、今や市場で高値で取引をされているという話題をNHKで放映していた。
何が幸いするかわからないものである。
そういえば昨年、茂木町でもあるナス農家が早出しのナスを栽培したが、成長期に季節外れのヒョウにやられ、葉も茎もボロボロになるほどの甚大な被害をこうむり、もう駄目だと思ったが、あきらめずに一株一株丹精をこめて世話をした結果、見事によみがえり、そればかりか出荷時がナスの最盛期からややずれたおかげで、かえって高収入を得たという話があった。
神様は一生懸命生きようとするものには、それが植物であれ人であれ必ず幸運をもたらしてくれるのかもしれない。「人生における試練は人を大きくする」という言葉もよく聞く言葉だ。ブロッコリーもナスもヒトも、試練をくぐりぬけてこそ価値あるものに育つということか。
その意味では、私は町長としてはまだまだ役場職員に甘いのかもしれない。職員を大きく育てるためにも明日からは、もっともっと、職員に試練を与える厳しいトップにならなければならないと思うのだ。
ところがこのブロッコリー、雪の下で何とか生き延びようと自己防衛本能が働き、養分をしっかりとため込んだおかげで、糖度9度以上という大変甘いブロッコリーに成長し、今や市場で高値で取引をされているという話題をNHKで放映していた。
何が幸いするかわからないものである。
そういえば昨年、茂木町でもあるナス農家が早出しのナスを栽培したが、成長期に季節外れのヒョウにやられ、葉も茎もボロボロになるほどの甚大な被害をこうむり、もう駄目だと思ったが、あきらめずに一株一株丹精をこめて世話をした結果、見事によみがえり、そればかりか出荷時がナスの最盛期からややずれたおかげで、かえって高収入を得たという話があった。
神様は一生懸命生きようとするものには、それが植物であれ人であれ必ず幸運をもたらしてくれるのかもしれない。「人生における試練は人を大きくする」という言葉もよく聞く言葉だ。ブロッコリーもナスもヒトも、試練をくぐりぬけてこそ価値あるものに育つということか。
その意味では、私は町長としてはまだまだ役場職員に甘いのかもしれない。職員を大きく育てるためにも明日からは、もっともっと、職員に試練を与える厳しいトップにならなければならないと思うのだ。
参考リンク
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