全国山村振興連盟の会議で東京に出張しました。
少し早く会場に到着したので、近くの皇居周辺を散歩してみました。いわゆるお堀端と呼ばれる周囲約５キロを、一回りしてみようと思ったのです。

歩き始めてすぐに気付いたのですが、歩道には約１０メートルおきに全国都道府県の花がレリーフとなって埋め込まれていました。栃木県の県花「ヤシオツツジ」もありました。なかなか粋なことをするなーと思いながら歩いていると、二重橋が見えてきました。
平日にもかかわらず皇居には多くの人が訪れていて、中には外国の方々も多数混じっていました。二重橋の前では、意識をしたわけではなかったのですが、立ち止まり拝礼をしました。
なかなか良い散歩コースだなと思いながらの一周でした。

しかし、気になったことが二つありました。
ひとつはお堀の水の汚れ。もうひとつは空気の悪さでした。
特に、ジョギングしている人を見ると、「よく、こんな排気ガスが充満しているようなところで走ろうとするな」と思わずにはいられませんでした。私は途中から、花粉防止のために準備していたマスクをつけて歩いたくらいです。

翌日の朝、並松運動公園を散歩した私は、あらためて茂木のきれいな空気に感動したのでした。
きれいな空気や水、安全な食物の価値がもっと評価される時代にならなければならないと思った次第です。