３月１日、茂木高校卒業式に行ってまいりました。とても厳粛で、規律正しく、素晴らしい卒業式でした。特に、女子生徒による答辞は素晴らしく、別れを惜しむ生徒がすすり泣く声が、あちこちから聞こえました。

私は後援会長として挨拶をさせていただきましたが、「克己」という言葉を送るとともに、「卒業してからもこの茂木町はいつまでも諸君を見守り続けます」と挨拶をしました。式歌「仰げば尊し」もとても感動的でした。

最後に、卒業生は音楽の先生がピアノで奏でる「ゲゲゲの女房」のテーマ曲に送られて、クラスごとに会場を後にしたのですが、最後に退場したクラスの代表が音頭をとり、クラスの生徒全員が先生たちに向かい、「ありがとうございました」と頭を下げて挨拶したときには、みんな泣いていました。本当に素晴らしかった。

ひとつ気づいたことは、女子生徒ばかりでなく男子生徒の中にも式の途中から涙をぬぐうものがあちこちにいたことでした。「優しい草食系男子が増えたのかな？」などと考えていましたが、私自身もいつしか胸に熱いものがこみあげてきて、涙がこぼれそうになりました。

とにもかくにも、卒業生諸君の前途に幸多からんことを祈るばかりであります。卒業、おめでとう。

今日の写真は茂木高校からお借りしました。この場を借りてお礼を申し上げます。