私は今、反省しています。
今回の大地震で、茂木町は県内で最後まで電気がつきませんでした。そのことに腹を立てた私は、東京電力に強い口調で何度も苦情の電話を入れました。しかし、今になって後悔しています。だれも、故意にしているのではない、社員の皆さんは必死に復旧事業に取り組んでいたのだと思います。

特に今、福島原発の現場では、何とかこれ以上の災害を食い止めたいと東京電力の社員の皆さんをはじめ、警察、消防、自衛隊、機動隊の皆さんが命がけで、自らの命をかけて戦ってくれているのです。

私たちは、いや私は、そうしたことにも思いをはせながら、災害復旧に懸命に取り組んでいる東京電力の皆さんをはじめとする多くの方々に敬意を払った言葉づかいをするべきではなかったのか。また、ご家族の皆さんのご労苦や心労にも思いをはせるべきだったのではないか、そう思っています。

先日、東京電力に２日間で約２万７千件の苦情が殺到というニュースがありましたが、誰もが、もう一度冷静に考え直してみる必要があるのではないでしょうか。

茂木町は、これから東京電力を応援いたします。