町長の部屋5月10日号
浜岡原発停止が私たちに示すもの
中部電力が、国からの浜岡原発停止要請の受け入れを決定した。国の手法については、賛否が分かれるところだ。ただ、この事が私たち一人一人にも問題を投げかけていることは確かだ。
福島原発の事故は、原子力発電の安全神話と、原子力発電コストが一番の低コストであるという考えを根底から覆したのだ。
今後私たちが選択する道は、次の二つのうちのどちらかだ。ひとつは、原子力発電のリスクを十分に理解し、また、今後も想定外の事故は起きうる可能性はあるのだという事を承知の上で、それでもこれからの日本の産業発展のためには原子力発電が必要であり、また、私たちの今の生活スタイルを守るためにも、今後も続ける必要があるとするのか。それとも、想定外の事故が起こった場合に、私たちの生命にも危険を及ぼすような原子力発電などは、今後、やめるべきだと決意し、しかし、今までのような電気使い放題、24時間好きな時に好きなところに遊びに出かけ、好きなものを好きなだけ買えるなどという様な生活様式を根本から改めて、電力の供給減を受け入れながら、また、産業発展の速度が少し遅れても我慢をしてゆくという道をとるのか、このどちらかしかない。
今回の出来事は、中部電力だけではない。私たち国民一人一人に、そうした決断を迫ったものととらえる必要があるのではないかと考える。
福島原発の事故は、原子力発電の安全神話と、原子力発電コストが一番の低コストであるという考えを根底から覆したのだ。
今後私たちが選択する道は、次の二つのうちのどちらかだ。ひとつは、原子力発電のリスクを十分に理解し、また、今後も想定外の事故は起きうる可能性はあるのだという事を承知の上で、それでもこれからの日本の産業発展のためには原子力発電が必要であり、また、私たちの今の生活スタイルを守るためにも、今後も続ける必要があるとするのか。それとも、想定外の事故が起こった場合に、私たちの生命にも危険を及ぼすような原子力発電などは、今後、やめるべきだと決意し、しかし、今までのような電気使い放題、24時間好きな時に好きなところに遊びに出かけ、好きなものを好きなだけ買えるなどという様な生活様式を根本から改めて、電力の供給減を受け入れながら、また、産業発展の速度が少し遅れても我慢をしてゆくという道をとるのか、このどちらかしかない。
今回の出来事は、中部電力だけではない。私たち国民一人一人に、そうした決断を迫ったものととらえる必要があるのではないかと考える。
茂木町役場では夏の間、節電のためにグリーンカーテンを実施しています
参考リンク
お問合せ先
- 企画課 広報情報係
- TEL: 0285-63-5616
- FAX: 0285-63-0459