きのう、茂木町の職員２名が岩手県釜石市に災害復旧のための支援に向かいました。主な仕事は、役場窓口の受付、相談業務と聞いております。
茂木町は、昭和６１年の大水害の折に、全国から義援金やボランティアなどの人的支援を受けました。今こそ、その時の御恩を返す時だと思っています。ありがたいことに、若手職員のうち８名が手を挙げてくれました。今後、１週間交代で６月７日まで、人的支援の派遣が続くことになります。
なお、県職員２名、宇都宮市職員１名とともに計５名の職員がチームとなって行動することになります。
派遣の職員は釜石市の災害復旧の支援を目的に出かけたわけですが、私は、今回の体験が必ずや今後の仕事上や、また人生においても貴重な経験となるとともに、自らのスキルアップにもつながっていくものと確信をしております。
職員には、町の代表という意識を持って頑張ってもらいたいと思うとともに、無事、元気で帰ってきてくれることを願っています。
岩手県の被災状況は５月８日の発表によれば、死者４,３７７名、行方不明者３,２９９名、避難生活者は３７,４８２名に上ります。この文章のキーを打ちながら、その被害の大きさに胸が痛みます。