町長の部屋 5月18日号
放射能に鈍感になってはいませんか?
福島原子力発電所の被災状況が次第に明らかになってきたが、想像以上に大変なことになってきているらしい。
「らしい」というのは、たぶん大変なことになっているのだろうけれども、どうも自分の中で最初の頃のような緊迫感をもてないでいるからだ。ひょっとしたら「慣れてきて」しまったのかもしれない。
そういえば、神奈川県や茨城県のお茶から、基準値以上の放射線量が検出されたというニュースを聞いたときも、何か他人事のように落ち着いて私はお茶を飲んでいて、飲んでいる自分のお茶については別に気にもとめなかった。
今になってみると、あのニュースを聞いたときに、せめて自分の家で飲んでいる今のお茶が、「どこのもの」で、「いつのもの」であったか位は調べようと思っても良かったのではないかと思う。たぶん、昨年のものだから心配ないだろうけれども・・・。
放射能についてあまり過敏に反応してもいけないが、その逆に、こうした状況が常態化するにつれて、鈍感になってしまってはいけないと思う。
それにしても、今回の原子力発電所の事故は、いったいいつになったら収束に向かっているという安全宣言ができるようになるのだろう。原子力発電に対する賛否は別にして、少なくとも私たちは、自分たちの生活の利便性を追求するあまりに、核燃料廃棄物というような自分達の代で責任を持って処理できないものを生産し続けるようなことだけは、してはいけなかったのかもしれない。
「らしい」というのは、たぶん大変なことになっているのだろうけれども、どうも自分の中で最初の頃のような緊迫感をもてないでいるからだ。ひょっとしたら「慣れてきて」しまったのかもしれない。
そういえば、神奈川県や茨城県のお茶から、基準値以上の放射線量が検出されたというニュースを聞いたときも、何か他人事のように落ち着いて私はお茶を飲んでいて、飲んでいる自分のお茶については別に気にもとめなかった。
今になってみると、あのニュースを聞いたときに、せめて自分の家で飲んでいる今のお茶が、「どこのもの」で、「いつのもの」であったか位は調べようと思っても良かったのではないかと思う。たぶん、昨年のものだから心配ないだろうけれども・・・。
放射能についてあまり過敏に反応してもいけないが、その逆に、こうした状況が常態化するにつれて、鈍感になってしまってはいけないと思う。
それにしても、今回の原子力発電所の事故は、いったいいつになったら収束に向かっているという安全宣言ができるようになるのだろう。原子力発電に対する賛否は別にして、少なくとも私たちは、自分たちの生活の利便性を追求するあまりに、核燃料廃棄物というような自分達の代で責任を持って処理できないものを生産し続けるようなことだけは、してはいけなかったのかもしれない。

被災地では、まだまだこういった状況が続いています
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