今年の夏は、日本全国一律１５パーセントの節電が必要だという。昨日は、高野連が夏の甲子園高校野球大会の試合時間変更による節電対策を発表した。
茂木町としても積極的に取り組んでいかなければならないと思う。
ところで、昨日ある方とお会いした折に、今年の夏の節電対策に話がおよび、「町長、どうせやるならば、強制的なイメージでやるよりも、楽しみながら節電に参加してみたいと思わせるような事を考えてみたらどうでしょ」と、アドバイスを受けた。
なるほどその通りだと思う。人は、何か行動に移す時に、強制的に押し付けられるよりも自ら能動的に楽しみながら行動する方が長続きするのは明らかだ。今回の節電対策も一時的なものであってはならない。今年の夏をみんなで乗り切り、今後も持続的に行わなければならないのだ。そうすることで、私たちのライフスタイルも変えてゆく事が出来る。
その方と話したのは、たとえば、今年の夏は、役場職員はＴシャツで対応する。そのＴシャツも子供たちの楽しいデザインを募ってみる。浴衣でもよいような気もするけど、でも仕事着としてはふさわしくないか？商店街は時間を決めて、打ち水をする。昔のように、縁台を出して夜には、蚊取り線香をたきながらうちわを仰いで、将棋大会をしてみる。などなど。
今のところは大したアイディアも浮かばないけれど、ユーモアのあるウイットに富んだ節電の仕方というものをみんなで考えてみたいと思う。