町長の部屋6月29日号
馬門に迷い猫
えらい事になりました。馬門ばあちゃんからの朝一番の電話によれば、家内の実家に子猫が迷い込んできて、垣根の中から、か細い声で、「ニャーゴ、ニャーゴ」と鳴いているというのです。
そばに行って声をかけると、とたんに黙ってしまうのですが、そっと覗いてみると、黒と白の子猫で、目がまん丸としていてとても可愛いと言うのです。
家内は、「ばあちゃん、そのままにしておいて、絶対にエサなんかあげちゃあ駄目だよ。そのうち、どこかに行くから、かまわないで」と、少しきつい口調で念を押すように言うと、「大丈夫、わかってるから」という返事が返ってきたのでした。
私が家内に、「ばあちゃんのことだから、もう、エサなんかやっちゃっているんじゃあないの」と少し茶化すように言うと、「いくらばあちゃんでも、トラのほかにもう一匹猫を飼うなんて無理だということはわかっていると思うんだけど」と返すから、私が畳み掛けるように「思うんだけど・・・、でも、ばあちゃんだからなー」と言うと、家内は「何か急に不安になってきた。ちょっと今から行ってくるわ」「それじゃあ僕も行くよ」という事になり、朝の5時半だというのに車で10分ほどの家内の実家に車を飛ばしたのでした。
行ってみると、不安は見事的中。垣根の前にはご飯とかつお節をまぜた小鉢と、水の入った容器が置いてあり、子猫が食べた後のようでした。家から出てきた馬門ばあちゃんに、家内が「ばあちゃん、何でエサをやったのよ」としかると、「猫も腹減ってるようだから、ご飯を食べさせてやっから、食べたら早いとこよそに行くんだぞと、よーく言い聞かせたとこだ」そう言うのです。さらに「昨日の夜も、そう言ってエサやったのに、いがねーで、ここで一晩、明かしたんだわな。しょーがねーな」と、なんともうれしそうに言うのです。家内も私も声をそろえて言いました。「しょーがねーのは、馬門ばあちゃんです」
迷い猫の写真は明日のせますので、お楽しみに。
そばに行って声をかけると、とたんに黙ってしまうのですが、そっと覗いてみると、黒と白の子猫で、目がまん丸としていてとても可愛いと言うのです。
家内は、「ばあちゃん、そのままにしておいて、絶対にエサなんかあげちゃあ駄目だよ。そのうち、どこかに行くから、かまわないで」と、少しきつい口調で念を押すように言うと、「大丈夫、わかってるから」という返事が返ってきたのでした。
私が家内に、「ばあちゃんのことだから、もう、エサなんかやっちゃっているんじゃあないの」と少し茶化すように言うと、「いくらばあちゃんでも、トラのほかにもう一匹猫を飼うなんて無理だということはわかっていると思うんだけど」と返すから、私が畳み掛けるように「思うんだけど・・・、でも、ばあちゃんだからなー」と言うと、家内は「何か急に不安になってきた。ちょっと今から行ってくるわ」「それじゃあ僕も行くよ」という事になり、朝の5時半だというのに車で10分ほどの家内の実家に車を飛ばしたのでした。
行ってみると、不安は見事的中。垣根の前にはご飯とかつお節をまぜた小鉢と、水の入った容器が置いてあり、子猫が食べた後のようでした。家から出てきた馬門ばあちゃんに、家内が「ばあちゃん、何でエサをやったのよ」としかると、「猫も腹減ってるようだから、ご飯を食べさせてやっから、食べたら早いとこよそに行くんだぞと、よーく言い聞かせたとこだ」そう言うのです。さらに「昨日の夜も、そう言ってエサやったのに、いがねーで、ここで一晩、明かしたんだわな。しょーがねーな」と、なんともうれしそうに言うのです。家内も私も声をそろえて言いました。「しょーがねーのは、馬門ばあちゃんです」
迷い猫の写真は明日のせますので、お楽しみに。
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