家内の実家の馬門の家に迷い猫「ミーコ」が居ついてから、一ヶ月以上が過ぎました。トラとミーコの二匹の猫の今の状態はというと、どうもトラはミーコのことが苦手らしく、家の中には餌を食べるときしか入ってこなくなってしまいました。夜も、前の物置小屋で寝ているようです。ミーコはといえば、ずいぶんとなれてきて、特に馬門ばあちゃんのことは大好きなようで、馬門ばあちゃんが野良仕事から帰ってくると、ミャオミャオと可愛らしい声を上げて、馬門ばあちゃんの所によって来ます。時折訪ねる私には、まだ警戒心があるようで、座敷に寝転びながら本を読んでいる私を遠巻きに見ています。
ということで、今の状態はというと、「ミーコは内、トラは外」というような状態になってしまっています。なにやらトラは「鬼」のようになってしまってかわいそうな気もしますが、トラと仲良しになりたいミーコに対しトラはいまだに心開かずにいるのです。
なお、高いところが好きなミーコは、家内が作ってくれたダンボールの箱と発泡スチロールの箱をガムテープで重ね合わせた遊具をとても気に入って、上ったり降りたりして遊んでいます。また、疲れるとその一番上で休んでいます。
まあ、こういう状態なのですが、何よりも、私にとって、ミーコとトラはとても心癒される存在になっているのです。