町長の部屋11月2日号
TPPに関する論議
TPP論議が大詰めを迎えている。国会議員の考えも、政党を超えて賛成、反対分かれているが、何より与党の中で収拾がつかない。それでも野田総理は、11月12日からの開催を予定されている国際会議の場での参加表明に強い意欲をにじませる。
全国町村長の中でも意見は分かれる。しかし、思いが共通するのは、「ことの重大さに比べて、あまりにも進め方が稚拙だ」ということだ。
菅前総理も、野田総理も、国内議論がないままにアメリカに参加の意思を表明し、国内に持ち帰って「今から議員や国民で大いに議論をして欲しい」と言っている。しかし、議論の基となる正しい資料も情報も出てこないで、国民はマスメディアを通じてしか、詳しい内容を知らされていない。その内容が、新聞各社によって微妙に違っているのも問題だ。
しかし、今回の手法は、普天間移設や八ツ場ダム問題と同じで、その後多くの混乱を巻き起こしているが、一体、政治家は過去の失敗から何を学んでいるのだろうか。これでは、ただ単に国内を混乱に陥れるだけだ。
ある首長が「TPPは、アメリカに普天間混乱の代償を払うためとオバマ再選に向けての実績づくりをするためのもので、平成の開国などという新しい国づくりをするための明るい未来を目指しての指針となるようなものでは決してないのだよ」と、皮肉っぽく言っていたが、そうした言葉も何やら真実味が帯びてくるのだ。
全国町村長の中でも意見は分かれる。しかし、思いが共通するのは、「ことの重大さに比べて、あまりにも進め方が稚拙だ」ということだ。
菅前総理も、野田総理も、国内議論がないままにアメリカに参加の意思を表明し、国内に持ち帰って「今から議員や国民で大いに議論をして欲しい」と言っている。しかし、議論の基となる正しい資料も情報も出てこないで、国民はマスメディアを通じてしか、詳しい内容を知らされていない。その内容が、新聞各社によって微妙に違っているのも問題だ。
しかし、今回の手法は、普天間移設や八ツ場ダム問題と同じで、その後多くの混乱を巻き起こしているが、一体、政治家は過去の失敗から何を学んでいるのだろうか。これでは、ただ単に国内を混乱に陥れるだけだ。
ある首長が「TPPは、アメリカに普天間混乱の代償を払うためとオバマ再選に向けての実績づくりをするためのもので、平成の開国などという新しい国づくりをするための明るい未来を目指しての指針となるようなものでは決してないのだよ」と、皮肉っぽく言っていたが、そうした言葉も何やら真実味が帯びてくるのだ。
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