町長の部屋11月29日号
乾しいたけの出荷制限
「乾しいたけ」から基準値以上の放射性セシウムが検出されたとして、県より集荷の自粛要請がなされた。
しかし、よく考えてみると、これっておかしくないか。放射線量の検査は、一キログラムあたりの量を測定して行われる。生しいたけの時は基準値をはるかに下回っていても、それを乾燥させれば、水分が飛んで、一キログラムあたりの量が増えるのは当然だ。そうであっても、「乾しいたけ」は使用するときに必ず水に戻すのが当たり前で、実は水戻し状態の品は基準値をはるかに下回り、問題は無いという結果が示されている。こうして考えれば、この検査の仕方は、そして出荷自粛は果たして妥当なのかどうか。
生産者の方々の声を聞いてきた。みんな私と同じ考えだ。そして、今後の生活がどうなっていくのか、不安の声が上がる。私は「今まで通りの収穫と製品化に努めてもらい、その量を確定してみんな一括して賠償請求を求めていきます。ご協力ください」と申し上げるのが精一杯だった。しかし、生産者の方々の誰もが、自分の作った乾しいたけは、集荷はされるだろうが、結局市場に出回ることなく廃棄処分にされるということを知っている。それが悔しいのだ。全ての農家にとって、これほどの苦痛は無い。国にも、東京電力にも物申したい。賠償すればいいだろうという考えは、決して持たないで欲しい。生産者が求めるのは、そんなことではなく、以前のままの穏やかな生活だ。今のあり様は、そういう視点を忘れてはいないか。もう一度、自らを見直して欲しい。
しかし、よく考えてみると、これっておかしくないか。放射線量の検査は、一キログラムあたりの量を測定して行われる。生しいたけの時は基準値をはるかに下回っていても、それを乾燥させれば、水分が飛んで、一キログラムあたりの量が増えるのは当然だ。そうであっても、「乾しいたけ」は使用するときに必ず水に戻すのが当たり前で、実は水戻し状態の品は基準値をはるかに下回り、問題は無いという結果が示されている。こうして考えれば、この検査の仕方は、そして出荷自粛は果たして妥当なのかどうか。
生産者の方々の声を聞いてきた。みんな私と同じ考えだ。そして、今後の生活がどうなっていくのか、不安の声が上がる。私は「今まで通りの収穫と製品化に努めてもらい、その量を確定してみんな一括して賠償請求を求めていきます。ご協力ください」と申し上げるのが精一杯だった。しかし、生産者の方々の誰もが、自分の作った乾しいたけは、集荷はされるだろうが、結局市場に出回ることなく廃棄処分にされるということを知っている。それが悔しいのだ。全ての農家にとって、これほどの苦痛は無い。国にも、東京電力にも物申したい。賠償すればいいだろうという考えは、決して持たないで欲しい。生産者が求めるのは、そんなことではなく、以前のままの穏やかな生活だ。今のあり様は、そういう視点を忘れてはいないか。もう一度、自らを見直して欲しい。
参考リンク
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- 企画課 広報情報係
- TEL: 0285-63-5616
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