町長の部屋2月21日号
鈴木宣弘先生のTPP問題の講演会に出席しました
市貝町で行われた、東京大学の鈴木宣弘先生の講演会に出席しました。演題は「TPPは間違っている」。
鈴木先生とは2年前まで農水省の審議委員としてご一緒させていただき、大変勉強をさせていただきました。現在、先生は東京大学で教鞭を執るかたわら、日本の食糧、農業、農村問題に取り組み、農業や地方の発展のためにさまざまな提言をなされていますが、昨今はTPP問題に対し反対の立場から、メディアを通じて積極的に発言をして、大いに注目を浴びているところであります。
ご意見を拝聴して、全てがなるほどなるほどと、うなずけるものばかりであり、先生の先を見通した考えには誠に敬服した次第であります。特に、今回の野田総理のTPP参加発言にいたるまでの政策決定プロセスは、あまりにも稚拙で、民主主義国家の体をなしていないという厳しいご意見は、私もまったくその通りであると思っています。何事も、物事には賛否両論当然あるわけで、どちらになろうともその過程においては、まずは判断材料となる全ての資料を開示し、その上で、国民の前で堂々と議論を戦わせればよいのです。それを、情報や資料の開示もせず、議論も尽くさず、ただただ、闇雲に参加に向かって突き進むのみという姿勢では、決して良い結果は生まれないでしょう。今回の鈴木先生のご高説を聞かせていただき、その思いをますます強くしました。
鈴木先生とは2年前まで農水省の審議委員としてご一緒させていただき、大変勉強をさせていただきました。現在、先生は東京大学で教鞭を執るかたわら、日本の食糧、農業、農村問題に取り組み、農業や地方の発展のためにさまざまな提言をなされていますが、昨今はTPP問題に対し反対の立場から、メディアを通じて積極的に発言をして、大いに注目を浴びているところであります。
ご意見を拝聴して、全てがなるほどなるほどと、うなずけるものばかりであり、先生の先を見通した考えには誠に敬服した次第であります。特に、今回の野田総理のTPP参加発言にいたるまでの政策決定プロセスは、あまりにも稚拙で、民主主義国家の体をなしていないという厳しいご意見は、私もまったくその通りであると思っています。何事も、物事には賛否両論当然あるわけで、どちらになろうともその過程においては、まずは判断材料となる全ての資料を開示し、その上で、国民の前で堂々と議論を戦わせればよいのです。それを、情報や資料の開示もせず、議論も尽くさず、ただただ、闇雲に参加に向かって突き進むのみという姿勢では、決して良い結果は生まれないでしょう。今回の鈴木先生のご高説を聞かせていただき、その思いをますます強くしました。

写真中央が鈴木宣弘先生です
参考リンク
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