町長の部屋 8月24日号
TPPに対する意見
日本農業新聞が私のTPP反対の意見を載せてくれた。一昨日は多くの方から電話をいただき、良く言ってくれたと感謝の言葉をいただいた。
私はグローバル化された今の世界の中で、今後、日本が単独で生きのびていけるとは思ってもいないし、また、自由貿易を否定するものでもない。ましてや、門戸を開放して何もかもが日本に有利でなければならないなどと言っているつもりもない。TPPに参加すればメリットもデメリットもあるだろう。
しかし、少なくとも参加を決める前に、国民に向かってその事例と対策を明らかにして欲しいと言っているのであり、それが出来ていないことに不満を持っているのである。
私たちは政府に何度も、「最も影響を受け、打撃が大きいと思われる日本の農業は一体どうなるのか、それに対しどのような対策を考えているのか。また、食糧自給率を50%に引き上げるとする政策と整合性が取れるのか」などの疑問をぶつけている。それに対する野田総理の回答は、「美しい農村は守りぬきます。守るべきものは守り、勝ち取るものは勝ち取るという覚悟で臨みます」などと言う、抽象的で訳のわからないものだ。「平成の開国」と言われるほどの重大なものであれば、国民の疑問や不安に対してもっと丁寧に対応しなければならないのは当然だと思うがいかがだろうか。
私はグローバル化された今の世界の中で、今後、日本が単独で生きのびていけるとは思ってもいないし、また、自由貿易を否定するものでもない。ましてや、門戸を開放して何もかもが日本に有利でなければならないなどと言っているつもりもない。TPPに参加すればメリットもデメリットもあるだろう。
しかし、少なくとも参加を決める前に、国民に向かってその事例と対策を明らかにして欲しいと言っているのであり、それが出来ていないことに不満を持っているのである。
私たちは政府に何度も、「最も影響を受け、打撃が大きいと思われる日本の農業は一体どうなるのか、それに対しどのような対策を考えているのか。また、食糧自給率を50%に引き上げるとする政策と整合性が取れるのか」などの疑問をぶつけている。それに対する野田総理の回答は、「美しい農村は守りぬきます。守るべきものは守り、勝ち取るものは勝ち取るという覚悟で臨みます」などと言う、抽象的で訳のわからないものだ。「平成の開国」と言われるほどの重大なものであれば、国民の疑問や不安に対してもっと丁寧に対応しなければならないのは当然だと思うがいかがだろうか。

8月22日の日本農業新聞に載りました
参考リンク
お問合せ先
- 企画課 広報情報係
- TEL: 0285-63-5616
- FAX: 0285-63-0459