町長の部屋10月3日号
芳賀地方芸術祭「民舞吟大会」
芳賀地方芸術祭「民舞吟大会」が茂木町民センターで盛大に開催されました。広く郡内から集まってくださった同好の志が大正琴、邦楽、尺八、民謡、剣詩舞、吟詠など、多彩な種目を披露しました。
学生時代、東北の山々を踏破したあと、盛岡の友人宅に立ち寄って一夜の宿を借りた時の事。友人の家族とともに夕飯を御馳走になっていると、晩酌でほろ酔い加減になった友人のお父さんが、「それでは、せがれの良き友の為に一曲舞って見せましょう」と言って、突然、槍と大きな盃を持ち出して「黒田節」を自ら歌いながら踊り始めた時には、ビックリするやら唖然とするやらでしたが、友人にとってはいつもの事らしく、「親父は日ごろの練習の成果をみんなに見て欲しいのだから、少し我慢してくれ」と言われたのでした。黒田節の後も南部牛追唄や秋田おばこなど東北の民謡をたっぷり聴かされましたが、三味線を持ち出したお母さんも加わっての宴となり、私としては本当に楽しい良い思い出でとなったのでした。
民舞吟と聞くと、いつも、もう何十年も前の、あの時の友人の家での出来事を思い出すのです。
学生時代、東北の山々を踏破したあと、盛岡の友人宅に立ち寄って一夜の宿を借りた時の事。友人の家族とともに夕飯を御馳走になっていると、晩酌でほろ酔い加減になった友人のお父さんが、「それでは、せがれの良き友の為に一曲舞って見せましょう」と言って、突然、槍と大きな盃を持ち出して「黒田節」を自ら歌いながら踊り始めた時には、ビックリするやら唖然とするやらでしたが、友人にとってはいつもの事らしく、「親父は日ごろの練習の成果をみんなに見て欲しいのだから、少し我慢してくれ」と言われたのでした。黒田節の後も南部牛追唄や秋田おばこなど東北の民謡をたっぷり聴かされましたが、三味線を持ち出したお母さんも加わっての宴となり、私としては本当に楽しい良い思い出でとなったのでした。
民舞吟と聞くと、いつも、もう何十年も前の、あの時の友人の家での出来事を思い出すのです。

準備OK!大正琴クラブの皆さん
私たちも観に来ました
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- TEL: 0285-63-5616
- FAX: 0285-63-0459