町長の部屋5月10日号
福島レポート(3)
広野町では、除染作業の現場も見せていただきました。委託を受けた建設会社の作業員が、手作業で汚染された表土を処理していました。1ミリシーベルト以下にすることを目標に、家屋の周辺半径20m内を重点的に除染していると言っていました。現在、一般住宅の97%、生活圏から20m範囲の森林の87%、農地の92%の除染が済んだと言います。
こうしたことを受けて、平成24年3月31日。広野町は町長発令の避難指示解除を発表し、町民に帰還を呼び掛け、保育園、幼稚園、小中学校も再開しました。
ただし、いまだに若年層の放射能に対する不安が払しょくされていないこと、スーパーや歯科医院は閉鎖されたままであること、鉄道の運行本数も減少していることなど、まだまだ課題も山積していて、現在の帰還率は17%程にとどまっているということでした。
かつて、私も訪れたことのある道の駅は、地震で建物の被害が大きく、また放射能の関係で移転を余儀なくされた警察署の仮事務所となっていました。(つづく)
こうしたことを受けて、平成24年3月31日。広野町は町長発令の避難指示解除を発表し、町民に帰還を呼び掛け、保育園、幼稚園、小中学校も再開しました。
ただし、いまだに若年層の放射能に対する不安が払しょくされていないこと、スーパーや歯科医院は閉鎖されたままであること、鉄道の運行本数も減少していることなど、まだまだ課題も山積していて、現在の帰還率は17%程にとどまっているということでした。
かつて、私も訪れたことのある道の駅は、地震で建物の被害が大きく、また放射能の関係で移転を余儀なくされた警察署の仮事務所となっていました。(つづく)

幼稚園も再開されました
参考リンク
お問合せ先
- 企画課 広報情報係
- TEL: 0285-63-5616
- FAX: 0285-63-0459