町長の部屋 9月20日号
河井のささら
栃木県無形民俗文化財に指定されている「河井のささら」が行なわれた。台風の影響で例年実施される八幡山の社ではなく、地域の公民館を会場に実施された。
それにしても、いつ見ても艶やかで美しい舞と、そして、物悲しい笛の音色に心を揺さぶられる。物語によれば戦いにおもむく源義家の戦勝と五穀豊穣の願いを込めて舞った神楽だということであるが、義家の妻、長寿姫の別離を惜しむ情が笛の音に込められているという。その後、姫は病を得て義家に再会することなく不帰の人となった。なんとも哀れで、それでいて美しい物語だ。
13名の子どもたちが3カ月も前から毎週末、懸命に練習に取り組んだというが、その舞は見事の一言に尽きる。また、笛にも小学生の後継者が生まれたという。
この文化財の継承に、町もしっかりとした支援をしなければならないと思った。
それにしても、いつ見ても艶やかで美しい舞と、そして、物悲しい笛の音色に心を揺さぶられる。物語によれば戦いにおもむく源義家の戦勝と五穀豊穣の願いを込めて舞った神楽だということであるが、義家の妻、長寿姫の別離を惜しむ情が笛の音に込められているという。その後、姫は病を得て義家に再会することなく不帰の人となった。なんとも哀れで、それでいて美しい物語だ。
13名の子どもたちが3カ月も前から毎週末、懸命に練習に取り組んだというが、その舞は見事の一言に尽きる。また、笛にも小学生の後継者が生まれたという。
この文化財の継承に、町もしっかりとした支援をしなければならないと思った。

艶やかで美しい舞に、心揺さぶられる

小学生の後継者が生まれた笛
参考リンク
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