町長の部屋 1月29日号
酪農組合との懇談会
酪農組合との懇談会が開催された。茂木町では、残念ながら酪農家の戸数は10年前の半分になってしまった。これは全国的な傾向だとはいえ、なんとも寂しく、また、町長としても責任を感じている。
世界的な穀物の高騰や円安により、輸入飼料は高止まりのままである。その一方で乳価は思ったほど上がらない。これでは、酪農家は苦しくなる一方だ。さらに自給飼料の確保に努力はしているものの、今度はイノシシなどの鳥獣害に苦しんでいるという。このように先の見通しが立たないようでは、後継者が育たないのも当然だ。
これでTPP締結などというようなことになれば、日本の酪農は一体どうなるのだろうか。もちろん、TPPにより恩恵を受ける分野も多くあるだろう。しかし、「食料」の安全保障が確保されなくては国自体がもたないのではないか。
酪農者と話し合いながら、私の苦悩は深まるばかりだった。
世界的な穀物の高騰や円安により、輸入飼料は高止まりのままである。その一方で乳価は思ったほど上がらない。これでは、酪農家は苦しくなる一方だ。さらに自給飼料の確保に努力はしているものの、今度はイノシシなどの鳥獣害に苦しんでいるという。このように先の見通しが立たないようでは、後継者が育たないのも当然だ。
これでTPP締結などというようなことになれば、日本の酪農は一体どうなるのだろうか。もちろん、TPPにより恩恵を受ける分野も多くあるだろう。しかし、「食料」の安全保障が確保されなくては国自体がもたないのではないか。
酪農者と話し合いながら、私の苦悩は深まるばかりだった。

乳製品消費拡大のために、さまざまな活動をする酪農組合
参考リンク
お問合せ先
- 企画課 広報情報係
- TEL: 0285-63-5616
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