町長の部屋 2月25日号
食料の供給に関する特別世論調査
内閣府が行った世論調査によると、「将来の日本の食糧供給に不安がある」と考えている人は83%に上り、食糧自給力を高めるべきと思っている人が96%ちかくに達したという。
世界の人口が爆発的に膨張している一方で、近年の異常気象などを考えれば当然の数字だと思う。
ところで、自給力向上のための具体的な取り組み内容はという問いに対して、「耕作放棄地の有効利用」や「新規就農者を増やす」という答えが圧倒的だが、それはちょっと違うと思う。
わが国の国土の70%はいわゆる奥山、中山間地域で、耕地面積も狭く機械化も進まない地域が圧倒的なのだ。逆に手間暇かけているから美味しい作物はとれるが、生活を成り立たせるだけの所得をあげるのは大変だ。したがって若者は農業を捨て勤めに出る。不便な農地、耕作しにくい農地はあっという間に放棄地となって荒れる。この悪循環が問題なのだ。
私の考えは、まずは農業で食べていけるように、生活が成り立つようにすることが最も大切なことなのだと思う。汗と泥にまみれながら食糧を生産する人々が誇りを持って農業という職業に真正面から向き合えるようにしてあげる事が、最も大切な事だと思う。
世界の人口が爆発的に膨張している一方で、近年の異常気象などを考えれば当然の数字だと思う。
ところで、自給力向上のための具体的な取り組み内容はという問いに対して、「耕作放棄地の有効利用」や「新規就農者を増やす」という答えが圧倒的だが、それはちょっと違うと思う。
わが国の国土の70%はいわゆる奥山、中山間地域で、耕地面積も狭く機械化も進まない地域が圧倒的なのだ。逆に手間暇かけているから美味しい作物はとれるが、生活を成り立たせるだけの所得をあげるのは大変だ。したがって若者は農業を捨て勤めに出る。不便な農地、耕作しにくい農地はあっという間に放棄地となって荒れる。この悪循環が問題なのだ。
私の考えは、まずは農業で食べていけるように、生活が成り立つようにすることが最も大切なことなのだと思う。汗と泥にまみれながら食糧を生産する人々が誇りを持って農業という職業に真正面から向き合えるようにしてあげる事が、最も大切な事だと思う。

農業で食べていけることが重要です
参考リンク
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