鈴木加奈子さんのトロンボーンコンサートが町民センターで行われました。彼女は生まれつき視覚にハンディがありましたが、中学時代から吹奏楽部に入り、その後、音楽大学を優秀な成績で卒業しました。現在は盲導犬ナンシーと共にトロンボーン奏者として活躍すると共に、盲導犬の育成普及活動に力を注いでいます。
トロンボーンのソロというのは大変珍しいのですが、聞いてみるとその音色は深く心にしみて、演奏会が終わると何とも言えない感動が私の胸に広がりました。また、演奏中ずっと彼女の側に付き添っていた盲導犬ナンシーには、大変感心しました。
私たちが目指すのは、健常者がハンディのある人を支えるのではなく、健常者もハンディのある人も互いに支えあう世の中です。
視覚にハンディのある鈴木加奈子さんのトロンボーンの演奏に、少し疲れ気味の私の心は大いに癒されました。加奈子さん、ありがとう。