町長の部屋 3月25日号
よみがえる西郷屋お茶屋さん
私の家の前に、「西郷屋」というお茶屋さんがあった。ご夫婦で商売をしていたが、旦那さんが亡くなった後もおばあちゃんが一人で店を続けていた。ここのお茶はとてもおいしいと評判で、私の家などはずっとここのお茶を愛飲していた。また、おばあちゃんは、とても気持ちの優しい上品な方で、その上、人の話によく耳を傾けてくれる人だった。そんな風だから「西郷屋」さんは、町に出てきた農家の方々がよく立ち寄ってはおいしいお茶をご馳走になり世間話に花を咲かせるという、サロンのような所だったのだ。
ところが昨年、「西郷屋」のおばあちゃんが急逝した。胸が苦しいと言って救急車で運ばれてまもなく息を引き取った。幼少のころから可愛がっていただいた私としても、本当に残念なことであった。そして、長男さんも長女さんもほかの町に出ていてあとを継ぐものはなく、その後「西郷屋」さんは空き家になってしまった。
数ヶ月すると、農家の方から「西郷屋さんがなくなって町に来たときに立ち寄る場所がなくなってしまった」という声が聞こえるようになった。
そんな声を聞いて、「女性ボランティア」の皆さんが立ち上がってくれた。「西郷屋さんをもう一度私たちの手でよみがえらせよう」(明日に続く)
ところが昨年、「西郷屋」のおばあちゃんが急逝した。胸が苦しいと言って救急車で運ばれてまもなく息を引き取った。幼少のころから可愛がっていただいた私としても、本当に残念なことであった。そして、長男さんも長女さんもほかの町に出ていてあとを継ぐものはなく、その後「西郷屋」さんは空き家になってしまった。
数ヶ月すると、農家の方から「西郷屋さんがなくなって町に来たときに立ち寄る場所がなくなってしまった」という声が聞こえるようになった。
そんな声を聞いて、「女性ボランティア」の皆さんが立ち上がってくれた。「西郷屋さんをもう一度私たちの手でよみがえらせよう」(明日に続く)

現在の西郷屋さんの様子
参考リンク
お問合せ先
- 企画課 広報情報係
- TEL: 0285-63-5616
- FAX: 0285-63-0459